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Tokyo (東京)

東京都は47都道府県の中で香川県に続いて面積が2番目小さいが、皮肉なことに、一番人口の多い都道府県でもある。2番目に小さいとはいえども、本の最初にも書いてあるように、シンガポールの3倍の面積も占めている。しかし、懐かしい昭和時代を蘇らせる下町、眩暈を起こすぐらいの人混みの多い都会、先端な科学技術を誇る機械、世界屈指の建築家によるオシャレな建物など、本当にピンからキリまで、何を求めようが東京には見つかるのだ。

東京は魅力満載の街で、観光客に人気なスポットがいっぱいある。しかし、実際に住んでみると、外国人に知られない下町などのほうが魅力に感じ、引かれていくのだ。それでは、東京を代表するスポット、それから私の中で好きな東京スポットをご紹介したいと思います。

原宿

六本木(東京タワー)

お台場

表参道にある面白いカフェ(A to Z Cafe)

おいしかった!

東京デザインフェスター

汐留のクリスマスイルミネーション

下北沢

代官山

代官山のチョコレートカフェ

自由が丘

世界の国々に経済的に追い越されては追い越すような競争率が日々高まっている社会では、東京も日本の背負ってこのレースに負けないため走っている。その結果、人間関係が薄れていって、挙句の果てに無人情な社会になりつつあるのではないかと言われている。確かに、朝のラッシュアワーに西武新宿線や銀座線の電車に乗れば、人混みに呑み込まれて電車の中で身動ぎもできず、まるで呪いにでもかけられたみたいにみんなが無口でただただぼうっとしている。デパートやコンビニに入れば、誰にともなく空気に対してしゃべる店員さんに出会う。こんな町にはどんな魅力があるのか?

私にとって、東京は非常に皮肉な所である。正反対の物事が同時に存在できるところで、日本の首都ではあり、一番多くの日本人が住んでいる都道府県でありつつ日本っぽくないところだらけで、一見冷たそうな社会ではあるが些細な暖かさを感じられるところがどこかに潜んでいる。そういう皮肉なところが東京の特徴である。そして東京を楽しむポイントでもある。

昔と現在、老若男女、冷たさと温かさ、都会と田舎、時代遅れと現代、正反対ながらも共存できる場所はこの世にほかに存在しているのだろうか。私は世界の各国に行ったわけではないので、断言はできないが、東京みたいな町は恐らく唯一無二だと思う。

時間と時代の流れを感じさせない、昔と現在と未来の三つの空間が一体化している。昔の日本が、着物や神社などをはじめとする日本の伝統文化に通じて蘇ってきて、日常的にも身近に感じることができる。それと同時に、週末に原宿の竹下通りや秋葉原に行ってみたら、現代文化のアニメ、漫画、それからコスプレーに夢中になっている若者たちが大勢いる。また、秋葉原の電気街や新宿の電器屋を通ってみると、毎日勤勉に研究したり働いたりする日本の科学者たちが作り出した最新技術や機能を持つ電気製品に、未来の日本が目の前に浮かんでいるように見える。過去、現在、未来、全部が一つの現実に存在しているのが日本である。想像力、それと創造力がこの都市に溢れている。街を歩いてみると、それがしみじみ伝わってくる。