月別アーカイブ: 3月 2012

和ろうそく・和紙

これは日本伝統の和ろうそくです。

和ろうそくは普段使われている洋ろうそくとは、どう違うかご存知でしょうか?

洋ろうそくの原料は主にパラフィンという石油系油脂を使用するのに対し、和ろうそくは櫨や漆などの植物性油脂を使用しています。

また、和ろうそくの芯は系芯ではなく、灯芯という和紙にイグサを巻いたものを使用しています。

和ろうそくを一本一本手掛けで作り上げたおかげで、和ろうそくの燃え方は美しいです。

煙が極力少ない。蝋が垂れない。炎が柔らかい。

自然の燃料と芯、それからろうそくにこもった思い。

これが日本の古き良き伝統を象徴していると思う。

蝋が溶けると同時に芯がそれを吸っていく。この助け合いというか、ちょうどいい具合というか、この絶妙なバランス。余計に煙が出たり、蝋が垂れたりしない。

「もったいない」ものなんてない。

まさに日本的な考え方なのではないでしょうか?

二日前、滋賀県の近江今津市にある、和ろうそくの職人さんのところを訪問させていただいて、色々な貴重なことを学ばせていただきました。

その夜、黒谷和紙の畑野さんも合流して、日本の伝統産業について熱く語りました。その夜、京都の綾部市にある畑野さんの家に泊まらせていただきました。

夜はめちゃくちゃ寒くてずっと震えていましたが、見上げると、とっても綺麗な星空が目の前で広がりました。畑野さんの家では、ほとんど自然なものを使っているし、なにより感動したのは、翌日の朝ごはんに出てきた野菜とごはんは自分で栽培したものだし、子供を含めて家族全員が一緒に朝ごはんを作ったことだった。都会を離れて田舎に住むと、自然のありがたみ、当たり前だと思ってきたことの大切さを初めて分かるかもしれない。

留学生だと、日本人に教えたとき、「どのアニメ・漫画が好きですか?」と必ず聞かれる。しかし、私はそもそもそういう理由で日本が好きになったのではありません。

よくわからない日本のある魅力に惹かれたのだが、それがうまく説明できなかった。

今回の旅でようやくわかった。

日本文化というのは、こういうものだ。

これも、私が日本が好きな理由だ。私みたいな外国人もきっとたくさんいると信じている。

それを日本に留まらず、海外にも伝えていくのは私の義務だと感じずにはいられなかった。

リトルワールド

ある日、ツイッターで友達がリトルワールドに行きたいというやりとりを見かけ、思わず「リトルワールド??」と勝手に名前でテンションが上がっちゃって、ネットで調べてみた。リトルワールドとは、愛知県犬山市にある地球の縮小模型をイメージにしたテーマパークです。旅行+国際交流+外国語が大好きな私にはたまらなかった!

友達のツイッター会話のやりとりに割り込んで、行きたい!!と必死に要望を送った。唯一な男性メンバーにも関わらず、ありがたく参加させていただくことができた!ということで、3日の夜にサークル仲間5人と夜行バスで名古屋へ出発!肝心な宿泊なのですが、友達の一人の実家が名古屋なので夜に泊めてもらうことになった!

朝の7時に名古屋駅に到着し、ほとんどの店が空いていなかったので、地下街でぶらぶらしていた。8時になって何軒かが営業を始めたので、喫茶店リッキに入った。名古屋のカフェといえば、モーニングがついてくる!モーニングってなんだろう?と名古屋県外の人に行ってみても通じないでしょう。

実は、名古屋のカフェでは飲み物を注文するだけで、トースト・ヨーグルトとたまごがサービスでつくモーニングサービスがあるのです。コーヒーの値段でお腹いっぱいになる!そのあと、時間を潰しに、名古屋の街中を散歩していた。大須観音周辺の鳩と烏の数に呆気にとられては、午前中と午後の商店街の風景の変化にも驚いた。午前中は店どこひとつ空いていなかったのに対して、12時を過ぎると、お祭りでもやらんばかりに、商店街が活気で溢れてくる。

名古屋の繁華街である栄にある革新的な建物。上のほうは普通に歩くことができて、時にはイベントをやるとか!

味噌煮込みうどん

お昼は名古屋名物の味噌煮込みうどんを食べてから、名古屋の観光名物ー名古屋城へと向かった。名古屋城は思ったよりずっと広くてびっくりした。名古屋城の中にも色々な展示が楽しめて面白かった。前日の夜行バスの旅で全然眠れなかったのと、名古屋の市内観光でぐたぐたになってきた私達は、元気を取り戻そうと、ボーリングとビリヤードをやることにした(笑)謎の元気の源。夜は友達の実家で一晩お邪魔しました。

翌日はこの度のメインイベント:リトルワールド!

リトルワールドは意外と遠くて、名古屋から車で一時間ぐらいかかった。リトルワールドのホームページで見た限りではとってもおもしろそうだったのに、人がびっくりするぐらい少なかった。もっと宣伝すれば、人気が出るものの・・

ちなみに、入場料は大学生が1000円で、留学生は800円になっている!!留学生が優遇されるのが初めてなのではないか?(笑)

それでは、リトルワールドへようこそ!

続きを読む

Miyazaki

To most foreigners, the word “Miyazaki” represents a famous animation movie director, Hayao Miyazaki, but unfortunately, this entry is not about anime, but about a prefecture in Kyushu which most foreigners have almost never heard of. However, many unexpected surprises awaited me when I went to Miyazaki in 2009 as part of a trip round Kyushu.

JR Hisatsu Line is one of the most beautiful lines I have ever taken, both in terms of the scenery that it passes by, as well as the interior of the train itself. Instead of rows of seats that we are normally used to, this train has an interesting layout inside. Round tables, round counters, and exquisitely designed walls and ceilings are not what we associate with trains, but this train gave me a pleasant surprise when I stepped into it. Not only that, as we passed by the beautiful greenery and scenery of mountain and rivers, an announcement is played continuously, describing and explaining to us the landscape flowing past the window panes.

続きを読む

Sadogashima

So where the hell is Sadogashima? You might ask… but if you were to look carefully at the map of Japan, Sadogashima is one of the most prominent places you might find. That’s right, Sadogashima is actually the fourth or fifth biggest island of Japan (differs according to surveys). It is the small island that stands out on the top left of the archipelago of Japan.

So one fine day, I decided to pay a visit to Sadogashima, a popular destination for Niigata school trips, but not very popular among tourists, but Sadogashima eventually gave me a few surprises and some lessons to learn.

続きを読む