Hiroshima （広島）

広島の名物といえば、お好み焼きが最初に思い浮かぶでしょう！広島市内にはお好み焼きしか売っていないデパートがあると聞いて、思わず広島の日程に入れた。

お好み村は思ったより小さくて目立たなかった。「新天地・広島名物」という看板に向かって歩いて行ったら、カラオケや居酒屋のビルの間にお好み村の入口が見つかり、入ってみた。

お好み村に入った途端、店の人々に元気よく「いらっしゃいませ」と挨拶された。中を覗いてみると、案の定、お好み焼きの店がずらっと両方に並んでいた。サーバーがホットプレートに当たる音と、お好み焼きの香ばしい匂いが一階のところの空気を充満していた。平日で、しかも雨の日だったせいか、お客様はさほど多くなかった。たまに入ってくるお客さまは、店の多さとお客の少なさに呆気とられたみたいで、一瞬どの店に行けばいいのか戸惑ったようだ。私もしばらく一階を徘徊してから、上の階も見ようと思って階段を上った。二階も三階も同じようなレイアウトだった。三階には、観光客が訪れていたので、雰囲気がほかの階より賑やかだった。

 

私にとって日本三景の中で一番奇麗なのは宮島だ。夕日の宮島と厳島神社の大鳥居の絶景はもちろん、干潮のときに大鳥居の下まで行けて、満潮のときは大鳥居が海の真ん中に佇んでいるように見える、というのも自然の傑作であると思う。